くりはらさん
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一迫
マイスター紹介
緑の稲が揺れ、水面にさざなみがたつのは、風のせいだけじゃありません。アメンボにオタマジャクシ、タニシ。なつかしい生きものたちが、黒澤さんの田んぼで命の賛歌を歌っています。「いちばん大事なのは、食味。食べておいしくなくちゃ、食べ物をつくってる意味がない。だけど、孫も食べるお米だもん、農薬や化学肥料はできるだけ使わないで育てたいよね」。その言葉に、「わくわく」のモットーである「心の郷を耕す」という言葉が重なります。もともと農薬を使っていない田んぼを保存するのはもちろん、もとは農薬を使っていた田んぼを、何年もかけて改良して環境保全米や特別栽培米の基準を満たす田んぼに生き返らせる。それもまた、黒澤さんたちの仕事。自作の田んぼと管理を委託された田んぼは、あわせて65ヘクタールにものぼります。収穫したお米は、一般の市場には出回りません。「お米は精米したらその瞬間からだんだん味が落ちてくの。精米してから何ヶ月もたった新米を食べるくらいなら、精米したての古米のほうがおいしいよ」。味わう人に直接、精米したての状態で新鮮を保てる量だけずつ販売するお取り寄せスタイル。できるだけいい状態で、いいお米を食べてほしい。そんな思いをのせて、今日も黒澤さんちの納屋では、精米機がフル稼働しています。
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