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はじまりは、となりまちで作っているものがステキに見えてきたこと。

 今を去ること7年前。町村が合併し、現在の栗原市になりました。いわば「合衆国」の誕生です。それまで、バラバラだった地域がひとつにまとまり、2年、3年と経つうちに、次第に地域間の交流が生まれてきました。市内の生産者や加工業者が一緒に物産展をしたり、活性化のため会合を開いてみたり。そうこうしているうちに、お互いの『魅力』や『価値』をあらためて発見したのです。「お宅の商品、すごくこだわっているね」「いやいや、あんだのとこの商品こそ一級品だ!」「じゃ、おらほと、あんだの商品とをあわせたら、すごく魅力的な贈り物になるんでないがい?」等など。そこで、みんなで協力して、栗原市のさらなる魅力を発掘・発信していく取り組みがはじまったのです。
 となり町のものが魅力的に映るなら、もっと遠くにいる人たち…たとえば東京などの都市生活者からすれば、「さらに魅力的」に見えるはず。栗原市には、栗駒山や伊豆沼等の、どこにもない美しく豊かな自然があります。その自然と寄り添い、無理せず、ゆっくりと育んできた、地域ごとの歴史や生活文化があります。実はこれこそが、現代人が欲しがっている「大切な地域の財産=宝物」なのではないでしょうか?

合衆国には宝物がザクザク・・・。

 そこで栗原の作り手と、外部のおせっかいやきが集まって「宝物の発掘」をはじめました。地酒や漬物、お菓子、畜産品や農産品。そして郷土に伝わる伝統的な食品等などがザックザク。さらには、知恵や技術を共有し合い、新商品の開発まではじまったのです。この取り組みから生まれるブランドの名前は、ズバリ「くりはらさん」。格好つけずに、作り手の顔が見える商品を…との思いで、そう名付けました。

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