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金成

ケッコーマイスター:栗駒ファーム 菅原浩さん

にわとりの健康は、食べるひとの健康。24種類の和漢草でおいしいたまごに
「にわとりは、たまごを産むときに涙を流すの。一生懸命、産むんだよ。だから、ひとつだって無駄にしないよう、一羽だって病気にしないよう、気をつけています」。栗駒山の雄大に見守られた山間の地に、『栗駒ファーム』はあります。「おいしいたまごは健康なにわとりから」を合言葉に、清潔な厩舎でたっぷりと睡眠を与え、できるだけストレスのないように育てています。なかでも「和漢草物語」は、桑の葉やベニバナ、ビワの葉、ハトムギやクマザサ、クコの実や甜茶といった24種類の和漢草を配合した餌で育ったにわとりのたまご。野山を住みかとする野鳥たちが自然草を食んでたくましく成長するように、野生に近い健やかさを餌によって生み出すのです。和漢草の長所は、健康なたまごとなることだけではありません。たまごの味わいは、親鶏が食べている餌にとても大きく影響されます。一般的な大豆粕やトウモロコシを飼料とした鶏のたまごには穀物の匂いがつき、小魚などを混ぜた飼料を食べている鶏のたまごには、生ぐささが出てしまいます。「和漢草物語」は、たまご本来の味わいとコクを邪魔しない、ごく自然な香り。特に風味にこだわる菓子店などにファンが多い理由も、ここにあるのです。
ひとつひとつのたまごに愛情をかけている。

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