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若柳

[ぷるとろマイスター]加藤一彦さん

老舗の和菓子店に新鮮なアイデア。温故知新のおいしさを体現
創業100年を超える老舗の伝統を大切にしながら、あたらしいアイデア、ユニークな試みを楽しんでいる加藤さん。創業以来の看板である落雁は、その名の通り雪のように白い生地に、青紫蘇で雁が舞い降りたような点々を打った干菓子。今ではクルミや抹茶、イチゴなどの種類も増え、七色の色彩と味わいが楽しめます。また、ショーケースの脇に置かれた石臼で挽く茶葉を使った「生茶オー・レ大福」や「カフェ・オー・レ大福」は、近年の大ヒット商品。「和菓子屋の跡取りだけれど、いろんなことを勉強したいと思って洋菓子づくりの修業をしました。単なる和洋折衷の目新しいものではなく、洋菓子ならではの素材や技術をしっかりと和菓子に融合させたお菓子をつくっていくことが目標ですね」。そんな加藤さんならではの味づくりは、夏季限定のゼリーにも活きています。上質な寒天を使った、ぷるり、とろりとしたやわらかい口どけのゼリー。果糖を使うことで糖質値を下げ、身体にもやさしいデザートに。「ゼリーは食感が命。融かし、固める温度調節が重要です。子供からお年寄りまで、みんなで囲めるお菓子として楽しんでもらえたら嬉しいですね」。
一番人気の「紅うめ」は、まるごとの梅の実が甘酸っぱく、夏らしい爽やかさです。

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