くりはらさん
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若柳
マイスター紹介
良質な白身魚のすり身に具をあわせて、まずは蒸し器でしゅんしゅんと。蒸しあがったら、140℃と低めの温度の油でじっくり揚げ、ふっくら浮きあがってきたら、180℃の高温の油鍋に移して香ばしく。木の葉のかたちの「木の葉揚げ」は、甘みのある生地にさまざまな野菜が入ったさつま揚げ。一度蒸してあるので余分な油を吸わず、むちっとした弾力も十分!人参とごぼう、グリンピース、ごま、ひじき、五目の5種類は、どれも甲乙つけがたい人気です。昭和38年、2代目であるお義父さんの跡を継いで「瀧川蒲鉾店」3代目となったのは、次夫さんが26歳のとき。当時は生の魚を仕入れ、お店でさばいてすり身をつくるところから行っていましたが、昭和40年代後半の、俗にいう200海里問題の頃からは、船上で急速冷凍された新鮮なすり身を使っての蒲鉾づくりが一般的となりました。「材料が大きく変わったんだから、それまでと同じ作り方ではだめだったわな。いまある材料でうまい蒲鉾を作らねば、って随分と工夫したんだよ」。そうして編み出されたレシピは、お魚の甘みを活かした素直な味わい。それから50年、変わらぬ味わいを守り続けています。「自分が食べておいしい、って胸張れるものを作らなくちゃ、買ってもらってありがとう、って言えないでしょ」。生涯現役、寡黙な職人の背中が、50年の歴史を語ります。
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